STEP1 自分を知る その前に
【脳と記憶のメカニズム】のお勉強です。
脳の記憶に対する役割は、
①情報を受け取る(記銘)
②保つ(保持)
③呼び起こす(想起)
この3つに分かれます。
そしてこの記憶に大きく関わるのは
大脳皮質と海馬です。
あまりこの話を詳しく話すると
眠くなりますので少しだけ。
大脳皮質は 脳の表面部分
環状、感覚、記憶、思考などを担う重要な機能
海馬(かいば)とは
短い期間の記憶に大きくかかわる部位
この2つと記憶のはなしです。
人の目や、耳から入る情報・・
結構たくさんありますよね。
それが、ぜ〜んぶ記憶されたら、
どんでもない情報量になっちゃいます。
それをうまく必要なものと
不要なものと分けてくれるんですね。
『人間は忘れる動物です!!』
そう言われるのもココから来るんでしょうね。
この重要な海馬と大脳皮質役割分担してます。
『海馬」は容量少ないため短期記憶
『大脳皮質』容量多く長期記憶
海馬で数秒から1分ほどの記憶
ニューロン(神経細胞)によって
大脳皮質へ長期記憶へ
数分から年単位の記憶として収まります。
この短期記憶から長期記憶に転送されるのは
眠っている間とも言われています。
そのプロセスが『夢になる』とも言われてます。
『海馬』の短期記憶は
言葉や、イメージで現せるもの(陳述記憶)
『大脳皮質』の長期記憶は
学習で得られる記憶(意味記憶・陳述記憶)
体験で得られる記憶(エピソード記憶・手続き記憶)
にわかれます。
つまり
頭で覚えたもの と
身体で覚えたものです。
記憶障害になってもこの後者の
体で覚えたものは忘れにくいと
言われてます。
なぜ、ここで脳の話をしたか・・
膨大な情報を目や耳で収集しても
海馬には少し、後は大脳皮質に吸収
ただ、何度も繰り返していない限り
もしくは、強烈なインパクトでない限り忘れる。
もしくは記憶脳に残っていたとしても
ずっと奥の奥にしまわれたままってことです。
これ、覚えてて下さいね。
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